分析結果の正確性を裏付けるのは、
異変を感じ取る「感性」。

産業開発事業部 環境分析部 環境分析センター小栗 祐子2013年入社

装置に導入しデータを出して
終わる仕事ではない。

私は前職でも分析業務に携わり、北海道エア・ウォーターにはこの経験を活かして転職してきました。大学院の環境科学院に在籍していたときの研究テーマは「天然物化学」。分析装置を使い、こつこつと実験を行って答えを出していくのが私の性格に合っているのでしょう。この経験が前職に、そして北海道エア・ウォーターへとつながり、現在も大学時代と同様の分析装置を使い、工場の排水などを対象にした検査を行っています。

現在の仕事は、環境計量士として主に水の物質の濃度の計量及び計量管理にかかわる職務を担当。工場排水の濃度計量の場合、弊社の担当者が採水した工場排水が私たちのいる分析センターに運ばれてきます。目的に応じて検査項目が設定されており、pH(水素イオン濃度)・BOD(生物化学的酸素要求量)・COD(化学的酸素要求量)・SS(浮遊物質量)・大腸菌群数などの基礎項目の他、重金属検査なども行い、その検査結果を「計量証明書」として発行します。装置を通して手順を踏めば、データが出てそれでおしまい、ではありません。私はこの仕事において、人の感性こそが見えないチカラとしてとても必要だと感じています。そう感じるようになったのは、前職でのミスがきっかけでした。

目に見えないものを数値化するには、
人のチカラがとても重要。

それは、私が以前の会社での入社1年目に検査報告を誤ってしまったという経験でした。検査結果に対して「おかしい」と突き返され、原因を究明するとともに先輩が謝罪をして事なきを得ました。完全に私の初歩的なミスが原因で、数値の異常さに気づくことができなかったのです。あの忘れられない経験から提出した数値に責任感をもつことが必要だと痛感しました。まず第一に主観的ではなく客観的に物事を見る力が大切です。事前にお客様より情報を得て、よく観察すれば防げたミスだったので、実験室の中で装置を操作するだけではなく、依頼先へも関心を持たなければならないと学びました。正確な数値を出すためには、必要な業務知識や情報を得て、考察をめぐらし、観察した結果、つまり「感性」が必要なのだと考えています。

このような分析業務以外にも、技術職として営業担当から話を聞き、どのような対策が考えられるかを伝えることも多いです。主に電話でのやりとりになるため、どんな目的で検査をしたいのか、何をしたいのかをきちんと聞き出し、その回答をわかりやすく答えることが求められます。他のスタッフや上司の話し方を参考にしながら「どう伝えるか」を考え、工夫していくうちに、苦手だった話すチカラ、伝えるチカラが身についてきました。今後、弊社の環境分析センターが新設され、分析業務はさらに拡大していくと予測されます。私自身も視野を広く、全体を見渡しながら正確性を失うことなく、一つひとつの仕事に真摯に取り組んでいきたいです。

小栗 祐子

ある1日のスケジュール

8:40
出社後、メールのチェック
9:00
試験の進行状況の確認、分析装置の立ち上げ
10:30
計量証明書のチェック、分析結果の速報送信。測定開始
12:00
昼食
13:00
午前中より引き続き、測定。データ取り
14:00
営業所からの電話対応
16:00
測定終了。片付け、洗浄。結果の出力、記入
17:20
退社

私のOff Time

小栗 祐子 私のオフタイム

普段の休日は、友人たちと食事に出たり、映画鑑賞をして楽しんでいます。身体を動かすことが好きなので、友人に誘われてサーモン駅伝に出場しました。また、YOSAKOIソーラン祭りに出場したこともあります。土曜・日曜にしっかり練習して迎えた本番はとても感動的でしたよ。

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