固定観念に縛られず、
自分の信念に従う勇気と行動力。
大学で経理関係を学んできたこともあり、管理系として経営管理部に配属され、現在も同じ部署で業務に励んでいます。主な仕事内容は、毎月の予算、見込み、実績の管理業務とその数字を用いた社内資料の作成。その他にも、数年先を見越した長期的資料として事業単位で作成された方針・施策を統括する資料の作成にも携わりました。弊社ならではのビジネスの多様性に加えて、未来に向けた取り組みが詰まったこの資料を目にしたときの胸が躍る思い、そして弊社の経営陣に発表する重要な資料にもかかわらず早い時期から携われた喜びは今でも印象深く残っています。
さらに印象深い業務が、入社初年度に携わった新規の業績管理システム導入にあたっての運用ツールやマニュアルの作成です。業績などの実績管理を行うための新しいシステムを弊社に導入するサポートとして、手順を伝えるマニュアル、および導入システムではカバーできていない部分を補完するためのツールを作成しました。この業務にあたり、どうすれば全事業にとって役に立つシステムになるか、運用をどうしていくかを考えなければなりません。システムの中身も仕組みも理解の足らない私に務まるのかと、当初は不安でいっぱいでした。
ここで私を奮い立たせたのは、本来の目的や問題解決といった部分からブレることなく、自分が理解し、意思決定をして進めていこう、そうして胸を張って自分の仕事だと言えるものにしようという決意でした。長らく使い続けたシステムには良くも悪くも慣習が染み付き、新しいことを受け入れられにくい一面があります。しかし私は昔ながらのやり方や枠組みから外れないと、新しいシステムを作る本来の目的を見失ってしまうと気付き、勇気をもって「変える」と決めました。昔ながらのマニュアルに従うだけでなく、システム導入がどのような目的・構成・要素・相関関係・フローをもたらすかを見つめ直すなど、一つひとつを整理して再構築に着手。結果、外部委託に頼っていた部分も、再構築の中で自社コントロールできるよう改善できました。この経験が、私の仕事に対する向き合い方を主体的に変え、従来のやり方にとらわれなくても達成できるという見えないチカラを身につけるきっかけとなり、また自信になりました。
経理や管理業務にはルーティンワークのイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。自分で考え、提案して、より効果的に変えていけることはたくさんあります。私は今後も、さまざまな課題点を探り、問題を解決する手助けができる存在でいたい。知識やスキルだけでなく、情熱や主体性といった目には見えない強いメンタルも磨いていきたい。失敗することもあるかもしれませんが、すべての経験を自身のチカラにして存在感を発揮していきたいです。
仕事中はほとんどの時間をデスクで過ごしているので、休日はここぞとばかりに運動をしています。中学生の頃にはじめたバドミントンを今でも継続していて、練習に励むだけでなく大会にも出場。またサッカープレミアリーグのファンで、録画した試合を休日に見ることが楽しみのひとつになっています。