エア・ウォーター北海道株式会社

北海道大学とエア・ウォーター、「発色剤不使用でZnPPにより赤色を呈する生サラミ」を共同開発

2023/09/12

国立大学法人北海道大学(北海道札幌市、総長:寳金 清博、以下、北海道大学)とエア・ウォーター株式会社(大阪府大阪市、代表取締役会長・CEO:豊田 喜久夫、以下、エア・ウォーター)は、共同研究を進めていた「ZnPP(亜鉛プロトポルフィリンⅨ)生成微生物を利用した食肉製品への応用」について、このたび特許を出願しました。

北海道大学大学院農学研究院の若松純一准教授らは、発色剤(肉色の固定を目的とする亜硝酸Na等の食品添加物)不使用で鮮やかな赤色を呈している乾塩漬生ハム(パルマハム)の赤色色素がZnPPであることを明らかにしました。

エア・ウォーターではグループ会社の大山春雪さぶーる早来工場(安平町)を中心に生ハムを製造しており、国内トップシェア※を誇る生ハムの研究に継続的に取り組むことで、食肉向けの微生物制御や浸透圧調整、乾燥技術を培ってきました。
北海道大学大学院農学研究院によるZnPP研究が進み、実用化への足がかりが整ったことを契機に2021年7月、発色剤不使用でもZnPPにより色調の良い食肉製品の製法を確立することを目的とした共同研究をスタートしました。

※2022年度実績、エア・ウォーター調べ

詳細については、エア・ウォーター(株)公式サイトをご参照ください。
https://www.awi.co.jp/ja/business/news/news2440694950525836533.html

一覧に戻る

Page top